子供がどこにいて何をしているのかがすぐにわかるのはとても便利ですが、その利用料金があまり高すぎると、なかなか長く利用することはできなくなります。たとえば、警備会社などが提供しているシステムで、小型GPS端末を使ったものがあります。これなどは居場所の位置を確認出来て、万が一の場合はガードマンが駆けつけてくれます。しかし、利用料金は初期設定費用や機器代金、そして月額利用料と、それなりの出費を覚悟しなければなりません。子供を守るためには仕方がないとしても、できれば低料金に抑えたいと思うのは当たり前です。
また、子供の日常が常に犯罪と隣り合わせというわけではないので、そこまでする意味があるのかという点も疑問になります。もっと低料金で利用できて、防犯にも役立つものがあればそれに越したことはありません。
子供の居場所を知る様々な方法と料金
子供との連絡のために携帯電話やスマートフォンを与えている親も多いですが、これらの機器には持ち主の居場所を特定できる便利な機能が付いています。スマートフォンの場合、見守りアプリを入れることで、様々な機能が利用できます。しかし、現実問題として小学生などにスマートフォンを持たせるのは、親として疑問に感じてしまう人もいるでしょう。アプリの利用自体は無料だとしても、機器代金や利用代金は別にかかってしまいます。また、子供が全く電話を利用しないという保証はありません。いつでも勝手に使われたのでは、それこそ別な心配も発生してきます。
子供用GPSを利用する方法もあります。これは親の持つスマートフォンから居場所が特定できるもので、様々な会社が端末を発売しています。ただし、これも端末代金がそれなりにかかる上、月額の利用料も発生します。ワンコインだけで済むというわけにはいかないのが現実なのです。
月額ワンコインで済ます
警備会社のサービスやスマートフォンのアプリを利用しなくても、月額ワンコインで済ます方法があります。それがまもレールというサービスです。これは初期費用の心配もなく、特別な機器を用意する必要もありません。用意するのはいつも使っている交通系ICカードだけです。子供がカードを使って自動改札機を通過すると、すぐに通過時刻と駅名、およびチャージ残額が親のスマートフォンに通知されます。
この方法ならどこへ行くのかなどとしつこく聞く必要もなく、子供に鬱陶しがられることもありません。どのあたりにいるのかだけわかっていれば、防犯にも役立ちますし、機能としてはそれで十分だと考える人に最適のサービスと言えます。